金曜ロードショーでやってた「おおかみこどもの雨と雪」を観ました。
以下ネタバレ有りの感想。

那珂ちゃんだよー!


「おおかみこどもの雨と雪」、名前は知っていたし、観たいとも思っていた作品でした。
ネタバレ有りの感想になってしまうので気にする方はご注意を。
伏線の読み飛ばしや解釈の違いなどもあると思いますが、そこは一介の凡人の個人的感想ということで。

おおかみこどもの雨と雪はおおかみおとこと出会い、彼との子供を2人産んだ母「花」の人生をおおかみこどもである長女、「雪」が語るというスタイル。
結論から言うと、面白かった。ただ突っ込みどころがちょこちょこあったので以下に。

まず始め、花とおおかみおとこが大学で出会うというシーンですが、いきなり恋に落ちすぎじゃね?と思いました。
もちろん描かれてない部分で色々あると思うんですが、真面目に黙々と授業を受ける彼に惹かれた、みたいな感じなんでしょうか。
そういうやんわりした付き合い方にも関わらず、彼がおおかみおとこであると知ってもなお付き合い続けるにはもう少し何か理由が欲しかった。
異質である彼を受け入れ、子供を産むという決意をするにはよっぽど好きでないとダメですしね。
あと奨学金でわざわざ大学に行ってるのに、妊娠して休学、中退ってのはどうなのよ、と。

まぁタイトルが「おおかみこどもの雨と雪」なので、さっさと子供編に行きたいのは分かる。
でもあまりにも彼の死があっさり過ぎませんか?
なんかわからんけど狩りしてて死んだ、って所に違和感を覚えてました。(花に滋養のあるものを、とか野生の本能でとか色々言ってましたが。)

で、花・雪・雨の3人暮らしになってからは異様に都会って怖いねみたいな描写が。
夜泣きに対する隣人からの文句、児童相談所からの訪問…
一方で引っ越ししてからの田舎は非常に綺麗に描かれています。大自然や近所の互助など。
映画なので、あんまり気にしすぎても仕方ないんですが。

で、いろいろあって雪・雨共に学校に。
雪は周りに対応していき、人間らしくあろうと努力します。
ただ雨はなかなか溶け込めず、学校も休みがちに。
で、ここで気になるのは雨が学校に行かなくなる理由ってのが、なんかいじめられてるっぽいワンシーンだけだったような気がします。(曖昧w
山に行くうちに山のほうが面白い!となって学校から疎遠になるのは分かるのですが、それまでの理由付けが甘い。
雪もクラスメイトにおおかみこどもであることを告白しますがさらっと受け入れられすぎ。
まぁそこは相手の器が大きかったということでw

最終的に雪は人間として、雨は山でオオカミとして暮らすことになります。
一番引っかかったのが、急に子供が消えて周りの人にはどう説明したんだろう…ということ。
10歳の子供が消えたら普通大騒ぎですけど。都会とか田舎とか関係なく。むしろ田舎のほうが大変そう。

とまあ色々と気になるところはあったのですが、まぁ面白かったです。
雨が山で暮らす決意をして花から去っていくところは人並みに寂しく思えましたし。
実際10歳で子供にもう会えなくなったら寂しすぎる。
花は鳴き声で雨の無事を感じていましたが、ちょこちょこ顔を出したり何かでメッセージ残したりとかもしてたのかな?
個人的に一番好きなのは大雪の日に3人で走り回るシーンです。楽しげでいい(小並感

時かけもサマーウォーズも見てないので機会があれば観てみたいなと思ってしまったのは内緒。